
「給湯器の違い?」私はこの業界に入るまでは良く解りませんでした。下に簡単にお伝えしておりますので、一度ご確認下さい。
もちろん「良く解らないので来て説明して欲しい」とのお問合せは大好物ですので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
お客様にあった給湯器をご提案させて頂きます(^^)/
さて、最近のお湯(給湯)についてです。「従来の給湯システム」の他に、発電の際にお湯(熱)を作り出す燃料電池「エネファーム」、お湯と電気を同時に作り出すコージェネレーションシステム「エコウィル」など、ニーズに合わせ多様化しております。また省エネを追求した給湯システム、電気+ガス「ハイブリッド給湯器 エコワン」(←動画クリック)が最近目立ってまいりました。
上記製品はまだ一般用としてのシェアはまだ低いですが今後これらの製品が主力になって行くかと思います。
さて、冒頭に挙げました「従来の給湯システム」とは何か?
時代の流れにより呼び方が異なっていたりします。それぞれの特徴や違いをちょこっとお話しさせて頂きます。
まずは昭和40年頃から多くなった「ふろがま」です。高層住宅の県市住などの公団の採用が代表的だったガス釜(BF釜/バランス釜)。本体も小さく浴槽の隣に設置でき、燃料がガスと手間が無いと人気になりました。基本的には「ふろかま」なので文字通り浴槽に入れた水を循環させてお湯を沸かすためのものですが、商品によりシャワーが付いたものがあります。
次に「ボイラー」です。ボイラーとは歴史が古く1600年代くらいから有ると言われております。
家庭用では「灯油ボイラー」「石油ボイラー」「重油ボイラー」「石油給湯機」など、石油が原料でお湯を作る給湯機を一般的にボイラーと呼ぶそうです。
そして「電気温水器」。比較的安価な深夜電力を利用してヒーターで時間をかけてお湯を作り貯めておくものです。
一般的に給湯専用タイプが多いですが、最近はおいだきが可能な「エコキュート」があります。
近頃業界では熱効率を高めて省エネルギーな「エコ給湯器」の普及が推進されていますが、ガス・石油・電気、エネルギー別に呼び名が異なります。
エネルギー別 エコ給湯器
ガス
エコジョーズ
石油(灯油)
エコフィール
電気
エコキュート
共通ロゴなし
ガス=エコキュート
石油=エコフィール
電気=エコキュート
それぞれの特徴を比較してみました。
イニシャルコスト(本体価格+交換工事費)
●ガス(エコジョーズ):
●石油(エコフィール):
●電気(エコキュート):
給湯器のプロ「ガスとみずのカタヤマ」では、すべてのタイプを取り扱っております。実際に販売している価格でも比較いただけます。
ポイント
交換時の費用は、ガス給湯器が費用を抑えられます。
さらに費用を抑えたい場合は、エコジョーズではない従来型のガス給湯器がおすすめです。
ランニングコスト(給湯光熱費)
●ガス(エコジョーズ):
●石油(エコフィール):
●電気(エコキュート):
給湯にかかる毎月の光熱費は、オール電化住宅、深夜電力でしたらエコキュートがお得です。
しかし、日中の電気代が通常電気代より大幅に上がる事も認識が必要です。
ポイント
イニシャルコストとの差額をふまえて比較すると、その差額分を次回の交換時までに元が取れるかは難しい場合もあります。
交換時にかかる費用(修理代金)、毎月の光熱費トータルコスト、交換までの期間、エコキュートからガス給湯器に交換は?との問合せも増えてきております。
メンテナンス
●ガス(エコジョーズ):ほぼメンテナンスフリー
●石油(エコフィール):燃料タンクの定期的な水抜きが必要(毎月が望ましい)
●電気(エコキュート):貯湯タンクの湯垢や沈殿物を定期的に押し流すことが望ましい(年2〜3回)
※長期使用製品安全点検制度 10年間対象機器使用でお客様がメーカー点検を受ける制度(有料 約10,000円位~ 1時間)
製品により対象が違います「法定点検」消費生活用製品安全法(消安法) / 「あんしん点検」自主点検
機器の種類に関わらず、浴槽循環アダプターのフィルター清掃などについてはメンテナンスをおすすめします。
ポイント
エコジョーズやエコフィールのように、お湯を貯めないタイプの給湯器は、新鮮な水をそのままお湯に変えて利用するので衛生面でも有利です。

当社はガス屋ですので、当然ガス給湯器をおすすめしますが(笑)、お客様のお住まいの状況にあわせて最適な給湯器をお選びいただければと思います。エネルギーが異なっていても、交換の際は「給湯・水廻り設備のプロ」ガスとみずのカタヤマをご用命くださいませ。